TOPへTOPへ

乳がん検診・骨密度測定

乳腺専門医による乳がん検診

乳腺専門医による乳がん検診乳がん検診は、乳がんの早期発見・治療に欠かせない重要な検査です。乳がんは早期に発見できれば、高い治癒率が期待できるだけでなく、乳房を温存できる可能性が高まり、治療の負担も軽減されます。しかし、初期段階では自覚症状がほとんどないため、定期的な検診の受診が非常に重要です。
当クリニックでは、女性専門医と女性スタッフが患者様に寄り添い、安心して検査を受けられる環境を整えています。最新の3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)を導入し、痛みを抑えた快適な検査を提供しています。
検診で異常が見つかった場合は、速やかに精密検査を行い、確定診断後には最適な治療法をご提案します。

乳がん検診は何をする?

当クリニックでは、高精細な3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)と乳腺超音波検査を用いて、精度の高い乳がん検診を実施しています。

視触診(必要に応じて)

医師が乳房の形や皮膚の状態を確認し、しこりの有無を触診でチェックします。

マンモグラフィ(乳房X線検査)

当クリニックでは、富士フイルム製「AMULET SOPHINITY」を導入し、高精細・低線量な3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)を実施しています。従来の2D画像に比べて、乳腺の重なりによる影響が少なく、小さな病変もより鮮明に映し出せるのが特徴です。

マンモグラフィが受けられない方

・妊娠中、授乳中の方
・ペースメーカー、植え込み型除細動器を留置している方
・豊胸手術を受けられた方

超音波検査

富士フイルム製「ARIETTA 650」を使用し、痛みなく短時間で乳腺の内部を詳細に観察できます。
特に乳腺の密度が高い若い方(30〜40代)に適した検査です。

検査結果の説明

検査後、結果を医師がわかりやすく説明します。異常が見つかった場合は、適切な精密検査を行ったり、治療施設への紹介を行います。

神戸市の乳がん検診

当クリニックでは神戸市の乳がん検診の指定医療機関です。

対象者

2026年(令和8年)度に40歳以上で、偶数歳の誕生日を迎える女性が対象となります。
ご自身が今年度の対象者に該当するか、必ずご確認ください。
また、偶数歳の年度ごとに1回のみ受診が可能です。

料金

40歳代 2,000円(結果通知込み)
50歳以上 1,500円(結果通知込み)

無料クーポンの配布神戸市HP

神戸市では、以下の条件に該当する皆様を対象に無料クーポン券を発行し、郵便で送付しています。
対象:当該年に40歳の誕生日を迎えた方
検診料金:無料

検診の流れ

  • 問診
  • マンモグラフィ:乳房専用のレントゲン撮影

※※撮影と結果説明と2回の来院が必要です。
※結果説明は、撮影後約3〜4週間後になります。
※検診結果の郵送はしていません。
※超音波(エコー)検査を追加でご希望の場合は、ご相談ください。

乳がん検診で引っかかった方へ

乳がん検診で引っかかった方へ 乳がん検診で「要精密検査」となった場合、必ずしも乳がんを示すものではありません。
「何か所見があり、詳しく調べる必要があリます」ということを意味します。良性のものであっても、「要精密検査」となることはあります。
精密検査では、マンモグラフィや乳房超音波検査、必要に応じて細胞診や針生検、マンモトーム生検、MRI検査などを行い、治療の必要があるものなのか、放置してもよいものなのかを判断します。

精密検査では何をする?

マンモグラフィ

当院では、従来の2Dマンモグラフィに加え、乳房を立体的に描出できる3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)を導入しています。トモシンセシスとは、乳房のスライス画像を作り上げる撮影方法です。スライス画像にすることにより、乳腺の重なりによる影響を減らし、小さな病変もより詳細に観察することが可能になります。マンモグラフィは、超音波検査ではわかりにくい石灰化の描出に優れています。

マンモグラフィが受けられない方

・妊娠中、授乳中の方
・ペースメーカー、植え込み型除細動器を留置している方
・豊胸手術を受けられた方

超音波(エコー)検査

音波検査は、超音波を用いて乳房内部を観察し、しこりの有無などを詳しくチェックします。マンモグラフィーではわかりにくい小さな病変の描出に優れています。

細胞診

細胞診は、採血用の針を使用して病変から細胞を採取し、顕微鏡で詳細を観察して診断する検査です。

組織診(針生検・マンモトーム生検)

組織診は、細胞診よりも太い針を使い、病変の一部を採取して顕微鏡で詳しく調べる検査です。組織採取の際には局所麻酔を行います。マンモトーム生検ではより多くの組織を採取することが可能です。

乳房MRI検査

乳房MRI検査は、マンモグラフィや超音波検査で指摘された病変が良性か悪性か判断が難しい場合などに、必要に応じて行われる検査です。

外科的生検

病変の一部または全部をメスで切除し、顕微鏡で詳しく調べて確定診断を行う検査です。針生検で診断が難しい場合や、より多くの組織量が必要な場合に行われます。

細胞診と組織診の違い

乳がん検診における細胞診と組織診は、どちらも病変の細胞を採取して顕微鏡で調べる検査ですが、採取方法と目的が異なります。

  細胞診 組織診
検査の目的 「良性」「悪性」の可能性を調べる 「良性」「悪性」の確定診断をする
検査の内容 採血用の針で細胞を採取 太い針で組織の一部を採取
メリット - 短時間で終わる(数十秒)
- 痛みが少ない
- 確定診断ができる
- ホルモン受容体や遺伝子検査が可能
デメリット - 採取できる細胞が少なく、診断ができない場合がある
- 組織診が追加で必要になることがある
- 細胞診より痛みや出血のリスクがある
- 局所麻酔を使用する
痛みの程度 軽いチクッとした痛み(採血と同じ程度) 局所麻酔の痛み、検査中の痛みは少ないが、検査後に鈍い痛みを感じることがある
検査結果が出るまでの時間 2週間程度 2〜4週間程度

精密検査の流れ

  1. 問診
  2. マンモグラフィ
  3. 超音波検査
  4. 視触診
  5. 細胞診・針生検検査
  6. 検査結果

骨密度測定

骨粗しょう症とは?

骨密度測定骨粗鬆症とは、骨の量(骨密度)が低下し、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気です。特に閉経後の女性は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少により骨の代謝バランスが崩れ、急激に骨密度が低下しやすくなります。骨粗鬆症が進行すると、軽い転倒やくしゃみなどのわずかな衝撃でも骨折を起こすことがあり、寝たきりや生活の質(QOL)の低下につながるリスクが高まります。
早期に骨密度を測定し、適切な治療や生活改善を行うことで、将来の骨折リスクを大きく減らすことができます。

このような方におすすめ

  • 閉経後の女性
  • 乳がん治療中または治療後の女性
  • 過去に転倒などで骨折したことがある方
  • 骨粗しょう症の家族歴がある方
  • 喫煙や過度の飲酒習慣がある方
  • ステロイド薬を長期服用している方

乳がんと骨粗しょう症の関係

骨粗しょう症とは?乳がんの治療では、ホルモン療法や化学療法など、骨密度を低下させる可能性のある治療が行われることがあります。特に、エストロゲンの作用を抑える治療は骨の代謝に影響を与え、骨粗鬆症の進行を早めることが知られています。
そのため、乳がん治療中・治療後の女性は、骨密度を定期的に測定し、必要に応じて早期から予防・治療を行うことで、将来の骨折リスクを抑えることが重要です。

検診費用(自費診療の場合)

メニュー 料金(税込)
3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)

9,600円

超音波検査(エコー) 6,600円
3Dマンモグラフィ+超音波検査(エコー) 13,000円
骨密度測定 5,000円
3Dマンモグラフィ+超音波検査(エコー)+骨密度測定 17,500円

 

保険診療になる場合

下記の条件のうち、1つでも該当される方は、保険診療での受診になります。

  • 何らかの自覚症状(乳房のしこり、痛み、乳頭からの分泌、脇にしこりなど)がある場合
  • 他院で検査を受けた結果、「要精密検査」という結果だった あるいは 追加の検査が必要と言われた などの場合

※問診、マンモグラフィ、超音波検査を実施します。視触診は必要に応じて行います。
※検査の結果、より詳しい検査が必要と判断した場合は、細胞診または組織診を追加することがあります。

よくある質問

乳がん検診は何年に一回受けるべきですか?

日本では、40歳以上の女性は2年に1回のマンモグラフィ検診を受けることが推奨されています。ただし、乳がんの家族歴がある方や、気になる症状がある方は、年1回の検診や超音波検査(エコー)を追加することをおすすめします。30代の方も、自己触診や医師の診察を受けながら適切な検査を検討しましょう。

マンモグラフィは30代でも受けるべきですか?

30代の方は、乳腺の密度が高いためマンモグラフィではがんが見つかりにくいことがあります。そのため、マンモグラフィよりも超音波検査(エコー)が有効な場合があります。ただし、家族歴がある方や医師が必要と判断した場合は、30代でもマンモグラフィを受けることがあります。

マンモグラフィを受けない方がいいと言われる理由はなんですか?

マンモグラフィは乳がんの早期発見に有効ですが、以下のような理由で受けないほうがよい場合もあります。
・妊娠中・授乳中の方は、放射線の影響を避けるため、基本的には推奨されません。
・豊胸手術を受けている方は、シリコンなどの影響で適切な画像が得られない場合があります。
・極端に乳腺が発達している方(高濃度乳腺)は、マンモグラフィではがんを見つけにくいため、超音波検査(エコー)が有効です。
心配な場合は、医師に相談し、適切な検査を選択しましょう。

マンモグラフィかエコーどっちがいい?

マンモグラフィ

石灰化(がんの初期症状)を発見しやすいが、乳腺が発達している若い方には不向き。

超音波検査

乳腺が発達している方でもがんを見つけやすいが、小さな石灰化の発見は難しい。

40歳以上の方はマンモグラフィを基本に、30代以下の方はエコーを検討するのが一般的です。 ただし、リスクに応じて併用することも推奨されます。

マンモグラフィ検査は痛いですか?

マンモグラフィは乳房を圧迫して撮影するため、痛みを感じることがあります。特に、乳腺が発達している30~40代の方や、生理前の時期は痛みを強く感じることがあります。当クリニックでは、痛みを和らげる設計の高性能マンモグラフィ(3D対応)を導入しています。痛みが気になる方はエコー検査との併用も可能です。

乳がん検診で引っかかりました。がんの確率はどれくらいですか?

乳がん検診で「要精密検査」となっても、実際に乳がんと診断される確率は約10~20%とされています。つまり、約8~9割の方は乳がんではないことが多いです。「要精密検査」となる理由には、良性のしこり(乳腺症、線維腺腫など)や石灰化が含まれる場合もあります。ただし、乳がんの可能性がゼロではないため、放置せずに速やかに追加検査(細胞診・組織診・MRIなど)を受けることが大切です。

乳がん検診は保険適用されますか?

乳がん検診は、自治体の助成制度を利用すれば、40歳以上の方は2年に1回のマンモグラフィ検査が低価格または無料で受けられる場合があります。
ただし、個別に受診する場合や、超音波検査を追加する場合は自費になることがあります。詳細はお住まいの自治体や医療機関にお問い合わせください。

乳がん検診の結果はどのくらいでわかりますか?

検査方法や医療機関によりますが、通常1~2週間程度で結果が出ます。 ただし、精密検査が必要な場合はさらに時間がかかることがあります。

 乳がん検診の前に気をつけることはありますか?

検査前に気をつけるポイントは以下の通りです。
・生理前後を避ける(痛みを軽減するため)
・制汗剤やボディクリームを使用しない(マンモグラフィの画像に影響する可能性がある)
・タートルネックなどの服は避ける(着脱しやすい前開きの服がおすすめ)

骨粗しょう症の検査は痛いですか?

骨密度測定(DXA検査)は痛みを伴いません。 検査は5~10分程度で終了し、横になってX線を受けるだけです。注射や針を使うこともないため、痛みの心配は不要です。

骨密度検査は何歳から受けるべきですか?

50歳以上の女性は定期的に受けることを推奨します。特に閉経後は骨密度が低下しやすいため、年1回の検査が望ましいです。男性も生活習慣病や長期間のステロイド使用がある場合は検査を検討しましょう。

骨密度が低いと言われたらどうすればいいですか?

骨密度が低い場合は、食事・運動・薬の3つの対策が重要です。
・カルシウム・ビタミンD・ビタミンKを含む食事を意識する
・ウォーキングや筋トレなどの適度な運動を行う
・医師の指示に従い、必要に応じて薬物療法を受ける

骨密度が低いと自覚症状はありますか?

骨密度が低くても初期には自覚症状はほとんどありません。
しかし、進行すると背が縮む、腰や背中の痛みが出る、骨折しやすくなるなどの症状が現れることがあります。早期に検査を受け、予防・治療を始めることが重要です。